2005年~2006年の映画
2005年
『TKO HIPHOP』
渋谷の街を仕切っているボス伊丹繁という役で出演。
あらすじ
井上剛(演:山根和馬)はラッパーのAPIの彼女にちょっかいを出してしまったことがきっかけでAPIとMCバトルをすることになる。バトルでは剛は緊張の余り何も言えず、剛の代わりに友人の雅史がAPIと対決してラッパーとしての才能を見せる。剛は店を飛び出すが、バトルの様子をモニターで見ていた伊丹が自分の下で暴れてみないかと誘う。人の下に付く気のない剛は誘いを断る。ところが、雅史とケイの仲を誤解した剛はヤケを起こして伊丹の手下になってしまう。
剛はAPIの目の前でAPIのボディーガードをぶちのめしてバトルのリベンジを遂げる。一方、タイ料理店のビルの屋上で、伊丹は杉山刑事と一緒に食事をして、杉山から剛が伊丹に取って代わろうとしているという話を聞く。伊丹は剛のもとを訪れ警告するが、剛は反抗的な態度をとる。大きな取引が控えていたので、伊丹はその場ではそれ以上剛を追及しない。
夜駐車場でドラッグの取引が行われる。伊丹は金を渡しドラッグを手に入れるが、警察がやって来て、その場を逃げ出す。シンディーは電話で伊丹に警察にたれこんだのは剛だと言い、剛にはこれまた電話で伊丹が剛を頼っているから彼を助けるように言う。外で剛が伊丹を待っていると、伊丹が1人で現れる。剛が「ブツは俺が守ります」と言うと、伊丹は「やっぱりお前か」と言って、剛に詰め寄ろうとする。すると、そこでAPIが突然現れ、剛をナイフで刺す。剛が絶命したところで、杉山が登場する。
タイ料理店のビルの屋上、シンディーと杉山が一緒に食事をしている。すべてはシンディーの仕組んだことで、杉山はシンディーから賄賂を受け取る。
感想
阿部君は抑制的な感情表現がいい味を出していて、改めて悪(わる)のボスという役は彼のハマリ役だと認識させられる。
作品紹介『 TKO HIPHOP 』
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2006年
『DEATH NOTE』
威圧感のあるクラブの客という役で出演。この男は不起訴処分になった犯罪者の友人だ。黒いニット帽をかぶっている。出演シーン(映画の始めのほう)は次のとおり。まず、クラブで主人公の月が犯罪者を見ているのに気づいて、「何見てるんだよ」と月にからむ。次に、踏み切りで月がデスノートを使って犯罪者を処刑するシーン。突然のことにあわてる。どちらのシーンでも阿部君の顔ははっきりとわかり、台詞も結構ある。
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