つばさ
斎藤浩徳（演：西城秀樹）の部下・奥富役で出演。
第4回で、初登場。ギャング風の服装だが、どこかコミカルなキャラクターだ。奥富は斎藤と玉木加乃子（演：高畑淳子）の再会場面に立ち会う。
第7回では、奥富は斎藤のところに金を借りに来た玉木加乃子を出迎える。
第9回では、奥富は斎藤のところに玉木加乃子が借金をチャラにしてくれるように頼みに来たシーンに登場。今回初めてサングラスを外して、カウンターでグラスを布巾でふいている。そして、頼みを断られた加乃子が取り出した「センジュくん」という商品に驚く。
第10回では、奥富は斎藤が甘玉堂を訪れたシーンに登場。斎藤は甘玉堂の人々に借金の返済のために店を売るように提案する。奥富は店の蔵の価値を力説する。斎藤が売却によって得られる利益を計算している時に、奥富は電卓を遠くからのぞきこむ。すると、つばさが売却に反対する。奥富はつばさの演説に感心した様子を示す。
第11回では、奥富は斎藤が千代（演：吉行和子）から店を売るという返事を聞くシーンに登場。斎藤が店から外に出ようとする時、奥富は出口にある白いレースのカーテンを脇にどける。
第12回では、奥富は斎藤とともに朝食中の玉木家を訪問する。奥富は斎藤から脱いだコートを受け取り、斎藤に長い金属製の箸を渡す。斎藤はその箸で食卓の上にあるものをつまみ食いして、つばさに借金返済のために働くように迫る。話の途中で突然サンバ・ダンサーが登場、奥富はダンサーと一緒にサンバを踊る。
ちなみに、阿部君は『ウォーターボーイズ２』に出演した時に相当ダンスを練習したので、こういうシーンでその経験が役に立つのだろう。
第13回では、斎藤がつばさに借金の取り立てという仕事をするように言うシーンで、奥富は無言で斎藤のそばに座っている。
第18回では、まず、サンバ・ダンサーズのそばでサンバを踊る。次に、斎藤の事務所でつばさが斎藤にコミュニティFM開局の見込みについて話すシーンでは斎藤のそばにおり、つばさが退出する時は手を振って見送る。そして、斎藤の真意がわかった時、斎藤と2人の部下がそろって、独特のポーズをとる。
第21回では、真瀬に家賃の取立てをするシーンに出演した。
第26回では、正月、斎藤に代わり、奥富ら2人の部下は玉木家に年始の挨拶に行く。そして、年賀としてサンバ・チームのダンスをプレゼントして、自分たちもサンバを踊る。
第30回では、斎藤の事務所で奥富は、つばさによるコミュニティＦＭの試験放送を聞いた。
第31回では、奥富は、屋根から落ちたつばさを助けた斎藤を呼びに来る。
第34回では、奥富は斎藤の事務所の前で歌っていた浪岡正太郎をつまみ出そうとする。
第36回では、ラジオぽてとの人々が給料を受け取ったところに現れると、給料袋を取り上げ、その中から家賃相当の金額を抜き取って、斎藤に渡す。すると、そこへ加乃子がサンバ・ダンサーズを連れてきたので、みんなでサンバを踊る。
第52回では、奥富は、斎藤の事務所で斎藤が真瀬にラジオぽてとから身を引くように言うシーンで、斎藤のそばに立っている。台詞はない。
第54回では、奥富は、斎藤とともにサンバ・チームを引き連れて、ラジオぽてとの前に現れ、その場にいるみんなと一緒にサンバを踊る。台詞はない。
第59回では、奥富は、斎藤がつばさに翔太が出場するサッカーの試合のチケットを渡す時にそばにいる。今回はダフ屋のまねをする台詞があった。
第64回では、奥富は、斎藤の事務所で竹雄が斎藤と、加乃子のことを話している時にそばにいた。
第71回では、奥富はまず、斎藤の事務所内のステージで斎藤のバックで歌う。この時いつも着用しているジャケットとズボンを着ておらず、上は黒のシャツ、下は黒のトランクスの上にスカーフを巻いているだけだ。つばさが来た時に驚いて身を低くし、斎藤にのど自慢大会に出るように言われ「おっす」と返事すると恥ずかしそうに退場する。ちなみに、靴下は白色、靴は黒色だ。
次に、のど自慢大会ではオープニングでアフロヘアのかつらをして、首には長い白のリースを巻いて踊る。
第72回では、川越キネマに斎藤が現れ、つばさに「きょうは本業で来た」と言うと、つばさが「借金の取立て？」と言ったので、奥富は「本業は不動産」と言う。そして、奥富はドアを開けて、新しい住人の翔太を迎え入れる。
第73回は前回の続き。奥富は斎藤の「やめろと言われても」という台詞に合わせて右足を2回上下させる。これは西城秀樹の「激しい恋」という歌の振りである。そして、つばさに「翔太」と大きい声で言って、川越キネマを出て行く。
第76回では、斎藤の事務所に真瀬から家賃を預かったつばさがやって来て、斎藤に家賃の入った封筒を渡す。斎藤は中身を確かめてこれを赤ネクタイの男に渡す。男は紙幣を数えると、封筒を奥富に渡す。奥富も紙幣を数える。そして、その場から奥富と赤ネクタイの男は退出する。
第90回では、斎藤の事務所で、ラジオぽてとの放送を聞きながら、奥富ともう1人の斎藤の部下は斎藤の顔のイラストが載っている金色の折り紙で鶴を折っている。そこへ、斎藤が現れて、斎藤も折り紙に加わる。
第99回では、つばさに見られないように斎藤の部下2人で川越キネマの2階に上がり、翔太の荷物を持って1階に下りる。
第109回では、奥富はまず、つばさの回想シーンでサンバを踊っている。次に、翔太を連れて斎藤の事務所に現れる。この時事務所には、つばさがいる。
第110回では、奥富はまず、事務所でつばさに翔太は見習い中だと言う。次に、川越キネマにいるつばさの前に現れ、「ボスが壊れてしまいました」と言って、つばさを斎藤の事務所へ連れて行く。そして、事務所では、つばさに普段とは違う斎藤の様子を見せる。
第111回では、場所は前回と同じ斎藤の事務所。まず、斎藤が流れ着いたのがブラジルではなく浅草だとわかって、恥ずかしくなり身を低くする。そして、斎藤の「クリーンなビジネス」で一財産を築いたという言葉にうなずく。それから、つばさに斎藤によるサンバ・ダンサーズの派遣はボランティア活動として行われていることを説明する。最後に、つばさの回想シーンでサンバを踊っている。
第113回では、奥富はまず、つばさが翔太に斎藤の過去を話すシーンで、過去を描写する映像の中で川越キネマ買収の際に所有者に多額の現金を渡す。次に、つばさと翔太が斎藤に映写機の修理を頼むシーンで、待っていたように斎藤に工具を差し出す。
第117回では、斎藤が奥富を含む部下3人を連れて、川越キネマに現れる。斎藤たちを見て丸山伸子は逃げるように2階に上がる。斎藤たちは逃げなくてもいいというように片手を挙げる。
第118回では、川越キネマに谷村が現れたので、斎藤と奥富以下3人の部下は帰る。
第122回では、斎藤の事務所で、つばさが斎藤と話している。そのそばに黙って立っている。
第129回では、斎藤の事務所に城之内房子が訪ねてくる。斎藤にラジオぽてとでの嫌な体験を思い起こされて、房子は卒倒、奥富らが房子を抱きかかえる。そして、房子は別れ際に奥富たちに「あなたたち頼りになりそうね」と言う。
第133回では、奥富は斉藤興業事務所でもう1人の部下水村と就職情報誌を見ながら話をし、翔太には自分たち2人が転職を考えているように斎藤に思わせることで斎藤を奮起させるつもりだと言う。そこへ、つばさがやって来ると、翔太を残して、水村とともに外回りに行く。
第134回では、奥富はまず、つばさの回想シーンで、斎藤がつばさに「そのコミュニティ放送（ラジオぽてと）をどうにかしろ」と言った時にそばに立っている。次に、川越を去る斎藤から「あとのことは任せた」と言われる。そこへ、つばさが招待状をもって現れる。
第139回では、つばさと真瀬が城之内エンタープライズ事務所を訪ねる。そこに、奥富がいる。サングラスはしていない。奥富は2人に「お久しぶりです」と言うが、2人は奥富のことがわからない。そこで、奥富は「ラジオか」というポーズをとる。ここで、回想シーンになり、斎藤・水村・奥富の3人での「ラジオか」というポーズのシーンと、水村と奥富がひげを剃るシーンが映る。そして、元のシーンに戻る。水村は川越キネマを城之内房子に売って彼女の部下になったことを後悔していない様子だが、奥富は悔いがあるようだ。
第140回では、奥富は水村とともに斉藤興業事務所を訪れ、翔太と川越キネマのことについて話し、元甘玉堂のあった土地に関する書類を残していく。
第147回では、奥富は水村とともに翔太を城之内エンタープライズの社長室まで案内して、水村と一緒に部屋から退出する。
第151回では、奥富は以前と同じ格好をして斉藤興業に戻っている。そして、事務所を訪れたつばさに「出戻りだけど今後ともよろしく」と言う。
最終回では、斉藤興業の事務所に斎藤が戻っている。奥富が「ボス、準備できました」、水村が「開けさせていただきます」と言って、2人がカーテンを開けると、そこにはつばさの写っている大きな写真がある。これを見て2人は口を開けて驚く。すると、斎藤が「川越の新しい女神だ」と言う。奥富と水村はサングラスを外し、3人並んで笑顔。
公式サイトのキャストメッセージで水村役の市山貴章のコメントによると、阿部君は「芝居をいろいろと考えてくる人」だという。
本人のブログに撮影時の写真が載っている。 その1 その2（サングラスなし） その3
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